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M5Stamp PICO ブレッドボード変換基板の紹介

M5Stamp PICOはEspressif ESP32-PICO-D4チップを搭載した切手サイズのマイコンボードです。今回紹介する作品は、M5Stamp picoをブレッドボード上での開発をより容易にするための便利な変換基板になります。

M5Stamp PICOをもっと便利につかいたい

PICOのボードには合計19個の入出力端子がありますが、端子がコの字状に配置されているため、ブレッドボード使用時には、全端子を利用することができません。

また、プログラム書き込み時には別途書き込み用ボードが必要ですが、下のように直接差し込むと、接触不良になりやすく、安定して、書き込みが行えません。

M5StampPICOはそもそも他基板にSMT実装することも想定して作られていますので、そういった場面で、ブレッドボード上で、回路テストを簡単に行えたり、複数のgrove互換コネクタを使用して、他のセンサと接続を容易にすれば、もっと自由にこの小さな基板を使いたおせるはずです。本製品は、M5Stamp PICOの開発の利便性を向上させるために作成しました。

特徴1 全ピン、ブレッドボードでテストできる

変換基板を使えば、下写真のようにM5Stamp PICOを亀の子で接続するので、19個の端子すべて、ブレッドボード上でアクセスできます。つまり、PORT.Aの#32と#33のアナログ入力用ピンもブレッドボード上で活用できます。

特徴2 プログラマー接続用コネクタがある

プログラマとの接続用に基板上に6ピンのメスのコネクタを配置しました。これで、接続不良でプログラムが書けないみたいな問題を回避できます。

特徴3 3つのgrove互換コネクタがある

基板上に3個のgrove互換コネクタを用意しました。j10はI2C専用ですが、j8とj9に関しては、裏側のジャンパ設定により、アナログ入力用、I2C用と選んで使用することができ、色々なケースで、便利にgrove互換コネクタを使用できます。

特徴4 電源供給用USBコネクタから

専用プログラマのUSB Type-CのUSBコネクタからもM5Stamp PICOの電源供給を行えますが、かさばるので、別途Micro USB Type-B (2.0)の電源供給用USBコネクタを用意しました。

ジャンパ設定方法

grove互換コネクタのジャンパ設定方法を示します。ボード裏面のジャンパ設定によりCH1とCH2のgroveコネクタはI2Cとアナログ入力の切り替えができます。

【I2C使用時】

【ADC使用時】

groveコネクタのピンアサインはI2C、アナログ入力設定時は以下のように一般的な配置としています。

お詫び

シルク文字に一部誤表記があります。申し訳ございませんが、以下の取り消し線部は無視してください。

回路図

M5StampPICO変換基板 回路図

仕様

最大許容電流 : 1.0A

付属品

・2.54mmピッチ ミニジャンパ 2極 x2ケ
・変換基板 x1ケ

※ 以下部品を変換基板に実装済み

表面実装部品
 ショットキーダイオード BAT760-7
 TVSダイオード SZESD5B5.0ST5G
 LED(Orange) APTD1608LSECK/J4-PF
 USBコネクタ 10118192-0002LF
 厚膜抵抗器2k CR0603-FX-2001ELF
スルーホール部品
 Groveコネクタ 110990037 x3ケ
 2.54mmピッチ ピンヘッダ 10極オス x2ケ
 2.54mmピッチ ピンヘッダ 2極オス x4ケ
 2.54mmピッチ ピンソケット 4極メス x1ケ
 2.54mmピッチ ピンソケット 6極メス x2ケ
 2.54mmピッチ ピンソケット 9極メス x1ケ

注意点

・本製品にはM5StampPICOおよびプログラマーは付属しません

・電源供給用のUSBコネクタはMicro USB Type-B (2.0)です。純正のプログラマに実装されているUSB Type-Cとは、種類が異なりますので、注意が必要です。

Switch Scienceさんで委託販売しています

Raspberry Pi Pico用ブレッドボード+拡張ボード変換基板

Raspberry Pi Pico用の変換基板になります。本ボードを使うと、拡張ボードとブレッドボードを同時につかえます。

拡張ボードをPicoに差すと、ブレッドボードがつかえない

Raspberry Pi Pico用に液晶モニタなどの拡張ボードがたくさん販売されていますが、下の画像のようにボードとPicoを合体させると、未使用のピンにもアクセスできないため、回路作成がしづらくなってしまいます。

合体するとなにもできないのが課題

本製品で、拡張ボードを使いつつ、ブレッドボードにも同時につかえます

本製品を使用すると、下の画像のように拡張ボードとは別に、ブレッドボード用にもピンをのばすことができるので、モニタを使用しながら、ブレッドボード上で回路の検討をするみたいなことも簡単にできるようになります。

pimoroniのpico display packを使用したときの例。

付属の樹脂スペーサで、安定してます

ボードは、角に樹脂のスペーサを配しているので、安定して、作業が行えます。

内容物

・変換基板 ×1ケ

・樹脂ボルトおよびスペーサ ×2セット

・ 2.54mmピッチ ピンソケット 20極メス 2ケ

・ 2.54mmピッチ ピンヘッダ 20極オス 4ケ

※本製品には、Raspberry Pi Pico 本体は含まれていません。

回路図

クリックして拡大

許容電流値

最大許容電流は0.8Aでお願いします。

注意事項

変換基板に実装されているピンヘッダは標準のものを使用しています。

したがって、拡張ボード側で実装されているコネクタとの組み合わせによっては、うまく適合できない場合があります。例えば、 pimoroniのpico display pack では、メス側のコネクタが表面実装品であり、動作には問題ありませんが、コンタクト時にわずかな隙間が発生します。

20セットしかつくっていませんので、お早めにどうぞ。

🙌pico

ArduinoUNO用ブレッドボード変換基板の紹介

Arduino UNOで、ブレッドボードを簡単につかえるようにする変換基板の紹介です。

Arduino UNOで、ブレッドボードを使うには、ジャンパ線などを駆使して、1ピンずつボードとつなげていく必要がありますが、使用するピンが増える程、配線が複雑になり面倒ですよね。

本製品は写真のように、Arduinoとブレッドボードを接続することで、ブレッドボード上からArduinoのIOに簡単にアクセスすることができます。

特徴1 ジャンパ線なしで、Arduino UNOとブレッドボードをつなげられて、すっきりできる

本製品はArduino UNOに付属する透明の樹脂カバーを装着した状態で、一般的なブレッドボード(厚み9mm)を使用した時に、ぴったり固定できる設計になっています。

樹脂カバーなしの状態でも、付属のボルトで高さを微調整することができるので、安定して使用できます。

特徴2 付属ボルトで高さ微調整

付属しているボルトはM3サイズですので、付属品では、調整しきれない場合は、ホームセンタなどで、最適な長さのものをお買い求めください。

特徴3 LEDの確認やSW操作もできる

基板は中央部をくり抜いているので、使用中でもArduinoのLEDの点灯や、SW操作も問題なく行えます。

SSWS

回路図

付属品

Arduino UNO用ブレッドボード変換基板 1枚

高さ調整用ボルトセット M3 1セット

ピンヘッダ メス Arduino接続用 一式

ピンヘッダ オス ブレッドボード接続用 一式

最大許容電流

0.8Aまでのご使用で、お願いいたします。

使い方

シルク印刷された同じアルファベット同士が導通しているピンになりますので、それを参考に作業をしてください。

また、お使いのブレッドボードとUNOの高さが合わない場合は、下写真のようにボルトセットを取り付けてください。大体ベースの9mmから最大11mmまで調整できます。だいたいクレジットカード3枚分です。

ご注意

・本製品はすべてのブレッドボードで使用できることを保証するものでは、ないので、ご注意ください。

・調整用ボルトをご使用後でも、安定性にまだ、ご不満がある場合は、UNO基板に空いてある穴を利用して、スペーサを追加することをお勧めします。より安定して、作業がしやすくなります。

以上です。Happy UNO !